リーガル・レバレッジ

リーガル・レバレッジ

企業法務スタッフが自分の市場価値を上げようと模索する日々を綴ります。

法務、お休みします

f:id:pnt_law22:20180517195754j:plain

前から決めていたことでした。

契約書タイムバトルでタイトルを取れなかったら法務を引退しようとーーーー

 


嘘です。といっても完全に嘘ではないので正確に言いますと

転職と共に法務以外の分野にジョブチェンすることになり

(ましたけど、別に今後法務をやる可能性が完全に消滅したわけではありません。復帰の可能性は高くないですが...)

転職&ジョブチェンはタイムバトル前に決まっていた

というのが真相です。

 

勝負事の前に転職の話を先に言うのは、なんだか保険をかけてるというか「もう法務じゃなくなるから法務分野の勝負は負けてもしょうがないよね」みたいな雰囲気を出してしまうのが嫌だなと思いまして。そういったメンタルあってこその堂々の4位入賞でしたし。キリッ。

(キャリア区切りの舞台という意味でも最高のイベントでした。返す返すも感謝申し上げる次第です。)

前々から受験を宣言していた予備の択一も終わって(掛詞)、リーガル的なイベントが全て終わったこのタイミングでお知らせすることになりました。

 

ちなみにジョブチェン先の職種は、法務のキャリア論として話題を博した無資格法務のキャリアパスの分類で言うと、大項目では別職種ルートになりますが小項目で言うと当てはまるものがどれでもない職種となりました。

法務はもちろん管理系の職種ですらないので我ながらナナメウエな選択をしてしまったなと。

 

f:id:pnt_law22:20180523160056p:plain

転職の話を打ち明けると、上司はもとより最近会った方にも「えーびっくり」という反応をいただきました。変な言い方ですが自分でも意外な転職でした。

家からチャリで通えるぐらい職場は近いし、フレックスの活用で仕事とプライベートの両立ルーティンも確立しつつありました。何より上司や同僚に恵まれたおかげとってもありがたい評価を受けていて。

正直凄く快適な空間を作れてはいたのですが、せっかく作ったコンフォートゾーンに安住すればとても楽なのですが、安住しようとすると私の中の天使が絶えずこう囁いてくるのです。

 

「...で?君今年でいくつになるんだっけ?30歳?新卒で就職してからずっと事務職で30歳って危ないんじゃない?潰しきかなさ過ぎない?」

「え?法務なのに弁護士資格も持ってないって?無資格法務って本来的に「別にいなくてもなんとかなる」ってリスクをはらんでると思うけど、君はどうやってそのリスクをヘッジするの?」

「英語やIT系の知識を追求していく?現職って英語・ITに関係する業務一割ぐらいしかないけど、アウトプットのないインプットだけでスキルが伸びると思ってるの?第一そのふたつなんて最近の法務ならマストで持っとかなきゃいけないスキルであって、強みになんてならなくない?」

「興味があるマーケティングやエンジニアにジョブチェンすればいい?へぇー。あるんだ。30手前になって未だに事務職しかしたことのないあんたを、法務以外の職種でまともな待遇で雇ってくれるやさしくて奇特な企業さんが。本気で言ってたら超ウケるー」

「同じ要領だけど、やりたいやりたいって言ってるサッカー関係の仕事とか社外取締役として色んな企業さんと仕事するなんて、事務職しかしたことのないあんたに回ってこないのは間違いないと思うよ。」

「働きながら予備試験合格を目指す?なかなか気概のある選択肢だと思うけど、合格率4%の試験に受かる余地を残すってちゃんとしたリスクヘッジになってると思う?」

 

...ほんまに口の悪い天使でいらっしゃることで。ぶぶ漬けでもどうどすか。

 

まあ、口は悪いですが言っていること自体は的を射ています。正直なところ、ロクに自分でお金を稼いだことのない、しかも管理系職種の中では重要度が落ちる法務(落ちる理由は拙稿「企業法務はくだらないのか」をご参照)しかやったことのないアラサーという自分を冷静に見ると、これは相当ヤバイなという感覚しか持てませんでした。

 

※1
あくまで「私個人の今までの経歴・スキル・今後の展望から考えて」キャリアが詰みかねないと考えているだけです。リーガル系の人に対する悪口みたいな感じになってますが、企業内法務という仕事を全否定したいわけではありません。くれぐれも念為。

※2
というか、自分の評価や法務以外の職種の要領でさえも全て法務をやったからこそ得られた・身に付いたものです。法務なんてやらなきゃよかったと思ったことはないですし、法務をベースにしたからこそ違う舞台に移ることが、つまりリーガルでレバレッジかけることができました。って言いたかっただけなんですけどね。

 

法務を嫌いになったわけではないので今後も情報は追っていきますし、法務に活きる別職種の経験的な観点から発信するつもりです。今後もブログ・ツイッターをご覧いただけると嬉しいです。

予備試験もお休みであって引退ではありません。「試験のための試験を受けないといけない」みたいないびつ極まりない現状が正されて、旧試験のように一発でいける時代が戻ってくると信じてます。そんな機会を虎視眈々と狙っていきたいなと。諦めが悪いとか言わないの。

 

 

法務から異業種に転向てそれなりにレアケースだと思いますので、どういう転職活動したのか・どうすればジョブチェンできるのかみたいな話はドヤ顔で別記事に記す予定です。

少ないながら溜め込んだノウハウやスキル系の話も書けるだけ書いていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いします~