リーガル・レバレッジ

リーガル・レバレッジ

コンサルに転身した元企業法務パーソンが、自分の市場価値を上げようと模索する日々を綴ります。

予備試験を受けるという「運命」

f:id:pnt_law22:20181027141120j:image

USCPA取ってみたら?」

 

色々な縁がありまして同業他社のパートナーとお話できる機会がありました。つらつらと自分の近況やら何やらをお話ししてたのですが、その時に頂いたアドバイスが冒頭の一文です。

 

あまりに軽いテンションで言われたので

USCPAって米国のファイナンシャルプランナーのことだっけ?と思いましたがやはり米国公認会計士のことのようです。

難易度簿記3級ぐらいなのかな?と思いましたが日本の会計士よりはマシ程度で難易度も相当なようです。

 

オススメしてもらったポイントですが、結局同僚やライバルから頭一つ抜けたかったら仕事+αで頑張らないといけないし、頑張ったことを認めてもらいやすいという点でキラキラ系の資格はすごい便利だよ、とのことでした。

まさに絶妙なタイミングだったのですが、ちょうど自分でも「弁護士か会計士は必要やな」と思っていたところでした。このまま法人に勤め続けるとしても、フリーのような形でやるにせよです。

 

法務をやめてコンサルを始めて、もう純然たる法務に戻ることはないだろうなあとは思っています。弁護士になったところでTHE・弁護士的な仕事に専念するイメージもそんなにありません。

でも!それでもです。弁護士という肩書きが与えてくれる自分のネームブランド(安心感といったほうが近いかも)、修習などで出会える優秀な人たちとの繋がり、などなど。純粋なリーガルマター以外にもいっぱい魅力的なポイントがある資格だよなーとつくづく思います。

 

弁護士法がある以上、弁護士にできてコンサルにできない仕事は間違いなく存在します。反対にコンサルにできて弁護士にできない仕事は存在しません(能力に左右されるとかは置いときますよ)。幅を広く、選択肢を多く取りたいと思うなら取らない理由がないのです。

自由に、楽しく、そして充実した弁護士ライフを送ってらっしゃるTL上の先生を見ると羨ましさが募るばかり。

 

法律に関係ない分野に移ってここを主戦場にすると決めたはずなのに、結局いつまでも法律系の資格に追いかけてられている次第。

f:id:pnt_law22:20181027141138j:image

君が予備試験を受けることは「決定」されている。「運命」だからだ!と追い詰められるエンポリオの気分です。

 

今「受けない」という選択をしても、きっと数年後巡り巡ってまた受けざるを得ない状況になるのでしょう。ならば少しでも早いうちに準備した方が良いに決まっています。

 

もちろん懸念はあります。コンサルである以上労働時間が長くなることもあります。そんな中で勉強時間の確保は簡単じゃないでしょう。

働き始めて4ヶ月経ち、面白そうなプロジェクトがいっぱいあることに気付きました。通常業務に関係ない勉強に時間を費やしてよいのか?しばらくは専念した方がいいのでは?という悩みは尽きません。

 

とはいえ、やらない理由なんて探せばいくらでも見つかるもんです。別に本業に支障が出ない範囲で頑張ればいいだけですからね。働きながら試験勉強する最大のメリットである「落ちても路頭に迷わない」という点は最大限に活用したいなと思ってます。

 

予備/会計士/USCPAのどれにするかは決めかねているのですが、取得に向けて頑張らねばなあという思いを新たにしたのでした。

難関資格どうよって言われたときに「いやー無理ですよー」って言わずにトライしようとしてみるの、働きながら予備の勉強をした経験から得られる一番の収穫かもですね笑

 

とりあえず過去問からがんばりまーす